健康・食の潤い講座 『トマトとっておきレシピ』
2012年7月21日
健康・食の潤い講座 『トマトとっておきレシピ』に参加しました。 夏野菜の代表「トマト」をテーマに、トマト料理の調理実習と、トマトの栄養・効能などについての講習を受けるイベントです。 講師は、昨年のイベント「トマト・キッチン」も大好評だったフードコーディネーター・出原先生です。 今年もトマトづくしのレシピを教えていただきました。 | |
【フレッシュトマトのキーマカレー】 カレールウを使わず、身近なスパイスとたっぷりのトマトで作ります。 具材はトマト、タマネギ(みじん切り)、豚ひき肉。 調理で使用したトマトは、会場である鳴尾浜臨海公園内で育てられたもの。 新鮮で完熟! 贅沢な食材です。 | |
カレー用のスパイス、調味料いろいろ。 スパイスは加熱することで香りが引き立ちますが、焦がしてしまうと苦みが出るので注意が必要です。油に香り付けをする場合は火を入れる前から、弱火で。 | |
トマトは湯剥きせず皮ごと、種も取らず、丸ごと使用します。 日本で主に流通している生食用トマトを調理する場合は、その方が旨みを活かせるとのこと。 (外国産の加熱調理用トマトは皮が厚いので湯剥きした方が良) 短い煮込み時間でも、トマトの旨味たっぷりの本格的なカレーができました! | |
【丸ごとトマトご飯】 トマトを丸ごと入れてご飯を炊きました! (このあとトマトを崩しながらざっくり混ぜ合わせます) 今回はカレーに合わせるので、コンソメスープのみで味付け。 塩・コショウで調味すればピラフに、タマネギやベーコンなど他の具材を入れてアレンジも自在です。 | |
【ミニトマトのサンラータン風スープ】 酸辣湯(サンラータン)とは中国・四川料理のひとつで、酸味と辛味が特徴的なスープですが、今回、トマトの酸味を活かして身近な材料でアレンジしたものを作りました。 主な材料は、ミニトマト、卵、水。調味料は鶏がらスープ、醤油、酢(今回は黒酢を使用)、コショウです。 最後にラー油かごま油をお好みの量で。 トマトに含まれる“リコピン”は熱に強く油に溶けやすいので、油を使った調理で吸収が高まります。 酸っぱくて辛いスープで食欲増進!夏の疲れに効きそうです! | |
出来上がり! 調理実習の後は、出来立てをすぐに頂きました。 トマトの旨みをしっかりと活かした料理に、参加者から「おいしい!!」の声が続出! 我が家の夏の定番料理に決定です。 | |
【ハニートマトシャーベット】 出原先生が作ってきてくださったデザートです。 材料はトマト、はちみつ、牛乳の3つだけ。とてもヘルシーな野菜のスイーツです。 辛めの食事のあとにピッタリ! | |
調理実習、食事の後は、トマトに関する講習会。 海外の加工用トマトと、日本で主に流通している生食用のトマトの違い、調理方法、トマトのマメ知識などを学びました。 美味しく、楽しく、健康にも良いひとときを過ごしました。 出原先生と運営スタッフの皆さま、ありがとうございました! |
【イベント・データ】
日時: 2012年7月21日(土)/場所:リゾ鳴尾浜4F
講師: 出原 和枝(いではらかずえ) フードコーディネーター、(有)イデフードスタジオ代表
イデフードスタジオさんのブログ>>>IDE Food Studio *甘味ドコロ