超浅植え(逆さ植え)ジャガイモ、「インカのめざめ」収穫(2014年春ジャガ)
2014年5月11日
畑の超浅植え栽培ジャガイモ。真ん中の「インカのめざめ」が枯れてきました。
しまった・・・植える場を場所を間違えた・・・。
作物には品種によって「早晩性」(※)という特質があります。
ジャガイモ「インカのめざめ」は極早生(=栽培期間が特に短い)の品種でした。 キタアカリ(写真左)は早生(わせ)、メークイン(写真右)は中生(なかて)なので、「インカのめざめ」と「キタアカリ」の位置を逆にするべきでした。
しかも「インカのめざめ」はイモの休眠期間が短い(=収穫が遅れると土の中で芽を出してしまう)ので、茎葉が黄色く枯れてきたら早めに収穫した方が良いのです。迂闊でした・・・。
(※)【早晩性(そうばんせい)】・・・収穫までの栽培期間についての特性。
栽培期間が短い順に、早生(わせ)・中生(なかて)・晩生(おくて)に分類されます。(読み方は音読みで、そうせい・ちゅうせい・ばんせい、とも読みます。) 特に期間が短いものを極早生(ごくわせ)と言ったりします。
で、収穫します。 植えた場所が真ん中なのでハサミでマルチをカット。 | |
マルチフィルムを剥がしたところ。 すでにイモが少し見えています。 これだけ? | |
周囲を少し掘って株を引っ張り上げてみると・・・ | |
おおっ!結構イモが付いてる! 植え付けは種芋を半分に切って逆さに植えただけ。 「インカのひとみ」でも超浅植え(逆さ植え)ジャガイモ栽培は有効なようです。 | |
元々小ぶりな品種のインカのめざめ。 ちょっと小さいけど合格ライン?の5~6cmサイズが5個。小さめのイモを合わせると一株から写真のように10個以上収穫できました。 |
隣に植えた「キタアカリ」を見ると株元が膨らんでいました。 画像だと分かりにくいのですが、今日収穫した「インカのめざめ」よりも大きそうです。 | |
茎葉が元気な間はイモが育ちます。 キタアカリの収穫は我が家(大阪)では例年5月下旬から6月中旬です。 イモが熱で焼けてしまわないように枯らした雑草などで株元を覆っておきました。 |